Xnp2 は X Window System が動作する UNIX 系 OS で動作します。
Linux や FreeBSD, NetBSD 等の PC-UNIX であれば多分問題無いとは思いますが、保証の限りではありません。
以下は動作には必須ではありませんが、サウンド機能やジョイパッドを使用する場合に必要になります。
Xnp2 のページからソースを取得します。
ソースを展開して、展開されたソースの x11/ ディレクトリへ移動します。
$ bzip2 -dc xnp2-<バージョン、もしくは日付>.tar.bz2 | tar xvf -
$ cd xnp2-<バージョン、もしくは日付>/x11
configure を実行して環境に則した Makefile を作成します。
configure が前述した SDL などの必須では無いソフトウェアを検出した場合、自動的に該当機能を有効にした Makefile が作成されます。
$ ./configure
※configure で指定できるオプションは configure --help を実行して表示されるヘルプを参照してください。
configure を実行して Makefile が作成されたら、make コマンドを実行してビルドを行います。
$ make
ビルドが正常に終了したら、root ユーザにユーザを変更して実行ファイル等をインストールします。
$ su
# make install