サウンドボード

PC-9801-14

ミュージックジェネレータボードと呼ばれ FM音源登場前のサウンドボードです。

Texas Instruments社のTMS2631-RI104が搭載され PSG 8チャンネルの発声が可能です。
1,2チャンネルはセンター(調節可能)、3〜5チャンネルは右、6〜8チャンネルは左固定ながらステレオです。
3〜8チャンネルは4オクターブ同時出力ができ、エレクトーンのように音色を変更できるようになっています。

PC-9801-26/PC-9801-26K

かなり普及した一般的なFM音源ボードです。
26と26Kの違いは 80286の対応の有無でエミュレータではあまり関係ありません。

Yamaha社のYM-2203(OPN)が搭載され FM3音・PSG3音の発声が可能です。
PSGの音量がまちまち(一般にNEC純正は大きく、サードパーティ製は小さい)で、使用ソフトによっては PSGが大きすぎる事や全く聞こえない事がありました。
FM・PSGのバランス設定は Mixerダイアログで調節が可能です。

PC-9801-86

26音源ボード以後 OPNAの搭載したPC-9801-73音源が発売されましたが、高価だった為あまり普及されませんでした。
PC-9801-86は 73音源よりDSP機能を取り除いた廃価版です。

Yamaha社のYM-2608(OPNA)が搭載され FM6音・PSG3音・リズム6音の発声が可能です。
但し OPNA内蔵のADPCM機能は停止されられ、その代わりに独自PCM(一般に86PCMと呼ばれています)が搭載されています。

ちびおと

サークル MAD FACTORYより販売された、86音源ボードのADPCM機能を有効にするエナーブラキットです。
これを用いるとスピークボードと同等のADPCMを利用する事ができます。

PC-9801-118

Windows向けに作られたサウンドボードです。
FM音源チップがYMF-288となり 効果音モードが削除され、86PCMのかわりに WSSが搭載されています。

スピークボード

アイドルジャパン株式会社から発売された、PC-9801-86以前にOPNAを使用したサウンドボードです。

Yamaha社のYM-2608(OPNA)が搭載され FM6音・PSG3音・リズム6音・ADPCMの発声が可能です。
PC-88のサウンドボードIIと同機能で PC-88の時代から音楽を作成していた方々にはデータがそのまま利用でき、支持が集まったボードです。

スパークボード

スピークボードの上位ボードで 音美ちゃんと同機能です。

Yamaha社のYM-2608とYM-3438が搭載され FM12音・PSG3音・リズム6音・ADPCMの発声が可能です。

AMD98

システムサコム社から発売されたサウンドボードです。

ステレオPSG9音+ドラム4音の発声が可能です。
この音源に対応されたゲームは殆どありません。